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ジャズに関する全ての事を題材にしたエッセイ。
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久しぶりの更新です。
 
さて今回ご紹介するのはあのビル・エバンスです。
 
ビル・エバンスといえばあまりに偉大で、今までに多くの方が多くのことを書いてきたので、「さて何を書いたものか」と戸惑ってしまいます。
 
ジャズ界におけるビル・エバンスの存在をどういえば、初心者の方にわかってもらえるでしょうか?
 
しいて例えるなら、フランスサッカー界におけるミッシェル・プラティニ、日本映画界における小津安二郎、中華料理界における陳健一(?)ということができるでしょうか?
 
さて、ビル・エバンスはその演奏スタイルを「耽美的」と評されることが多いようです。
確かにその演奏に耳を傾けると滑らかで、つやがあって、深みがあります。
 
往年のビル・エバンスの演奏を聴いていると、まるで12年もののシーバスリーガルを舌の上で転がしているような至福のひとときが得られます。
 
今まで黒人の音楽であったジャズを白人としてクールに演奏したこともビル・エバンスの功績といえるでしょう。
 
うんちくが長くなってしまいました。
 
今回ご紹介するのは3枚です。
 
「ワルツ・フォー・デビー」
ジャズピアノの初心者向けレビューでは必ずと言っていいほど紹介されるビル・エバンスの代表的アルバム。同日に録音された「サンディ・アット・ビレッジバンガード」もあわせてお試しください。
 
「ビル・エバンス・アットタウンホール」
ニューヨークタウンホールの録音、エバンスのお気に入りの曲がたくさん演奏されています。僕がジャズを聴き始めてまもなく買った作品です。
 
 
「ポートレートイン・ジャズ」

このアルバムに入っている「枯葉」は超有名。
他のミュージシャンの演奏する「枯葉」と聴きくればればビル・エバンスの個性が何か良く分かります。ついでにスコット・ラファロのベースにも耳を傾けてみてください。
 
ビル・エバンスのピアノは何年聴いても飽きるということがありません。
 
ほとんどのジャズのレコードは、いっとき気に入っていても、聞きすぎると少し食傷気味になるのですが、ビル・エバンスに関しては20年以上聞いて言いますが、自分の中で全く陳腐化しないのです。

これが本物の証ということでしょうか。

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