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ジャズに関する全ての事を題材にしたエッセイ。
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もうひとつパリのジャズクラブで目立つのは、その観客層の若さです。

北米でジャズクラブに行くと観客のほとんどは40代から60代といった中年後期の人々が多く
観客のなかに若者の姿はほとんど見当たりません。

いるとしたら自分もジャズをやっているという若手ミュージシャンのような連中がまれにいるくらいです。

しかしパリを初めとしたヨーロッパのジャズクラブでは客の年齢層が嫌に若いのです。
20代のカップルや女性の二人連れのような客が多く、みんな当たり前のようにジャズを聴き
にきているのです。

彼らはアメリカやカナダだとダンスクラブに行くような年齢層です。


考えてみればジャズはアメリカで発祥した音楽なのに、アメリカの若者の多くはあまり関心を
示さないようです。その価値をあまり理解というか評価していないのです。

その代わり、ジャズはヨーロッパや日本では本国以上に人気があります。


最後にパリのジャズクラブ全般で感じたことですが、飲み物代が結構高いです。

それはミュージックチャージが無料の店ではなく、ちゃんとしたミュージックチャージを
取る店での話しです。

最近のユーロ高も関係しているのかもしれませんが、ドリンクはアメリカのクラブの倍くらいの
値段をとっているという感じがしました。。

僕の推測では、ほとんどの客はドリンク一杯しか注文しないので、経営者としては
「それなら、うんと高くしてやれ」と考えているのではと思います。

実際にどういう経営方針なのかはわかりませんが、僕としてはドリンク一杯の値段を
もう少し安くして「ミニマムオーダー 20ユーロ」という風にしてくれたほうが、何杯も
おかわりして、結局たくさんお金を使うのにと思いました。

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