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映画「サウンド・オブ・ミュージック」にも使われた名曲ですが、最近ではJR東海の京都のCMにも使われています。私自身、京都の出身なのでこのCMを初めて見たのは大学生になって東京に住むようになってからでした。当たり前の話ですが、京都ではこのJR東海の「そうだ、京都へ行こう」というCMは(多分)放映してないのです。
この曲のはいっている代表的なアルバムはなんと言っても
ジョン・コルトレーン 「マイ・フェイバリット・シングス」
ジョン・コルトレーンという人はどちらかというと、ややこしい演奏をする人です。日本での彼のイメージとしては「全共闘時代に革命を目指す学生達がジャズ喫茶で聴いている音楽」というように定着しています。
しかしこのアルバムはそんなむずかしい理屈とか思想とかは全く無視して、楽しく聴くことができます。マッコイ・タイナーのピアノも激しく、情熱的で熱く聴ける一枚です。
ジョン・コルトレーンの他のアルバムを買う人はフリー系のものに手を出さないように充分に注意してください。
私自身、大学生の時中古レコード屋で「アセンション」というアルバムを買って、レコードに針を落として30秒ほど聴いて、全くわけが分からずに止めてしまいました。その後はこのレコードはタンスの奥ふかくにしまわれ、二度と聞いていません。
►ワンポイントアドバイス:フリージャズとは何か? 「フリージャズ=前衛的でややこしいジャズ」という風に覚えましょう。私自身ほとんど聴いたことが無い(前述の30秒のみ)ので詳しくは解説できませんが、とにかく秩序というものがない演奏です。でももしあなたが、聴いてみて楽しいと思うのであれば、それはそれでいいことだと思います。 |
さて次の一枚は
ビル・エバンス 「ビル・エバンス・ザ・ソロセッションス・ボリューム1」
このアルバムの中ではメドレーの中で「マイ・フェイバリット・シングス」が演奏されています。
これからもたびたび登場することになりますが、ビル・エバンスは僕の大好きなピアニストです。ほとんどのジャズファンが大好きなピアニストでしょう。
今までに「ビル・エバンスのことが嫌いでしょうがない」というような人にあったことはありません。
ビル・エバンスは「耽美的とかリリカルなジャズピアニスト」という風に称されます。
このアルバムは「静かに人生について考えてみたい」というような内省的な時間をおくるときにはうってつけの一枚です。
三枚目は
ドン・フリードマン 「マイ・フェイバリット・シングス」
ドン・フリードマンというピアニストはあまり有名ではないのですが、地味ながらも知的で味わい深い演奏を聞かせてくれます。
かなり昔、ニューヨークの小さなジャズクラブで演奏を聴きに行ったときに、サインをもらったのですが、すごく気さくなやさしいおじさんでした。
演奏はビル・エバンスの影響があるという人もいますが、彼本来の世界というものも充分に確立されています。これといった特徴があるスタイルではないのですが、その分何度聴いても飽きがこないスタイルになっています。
もっと彼の演奏が多くの人評価されることを願っているのです。
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