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この曲は幾度となくテレビのコマーシャルにも使われているので、この曲のメロディを聴くと「どこかで聞いたことがある」と思う人もいるでしょう。
まずこの曲のメロディを覚えてみましょう。
このメロディを覚えるのに私が最適と思うアルバムは
アストラッドジルベルト 「アストラッド・ジルベルト ベストヒッツ」
アストラッド・ジルベルトはブラジル人でジャズというよりはボサノバの歌手です。
聴いてもらって分かるように歌唱力は決して高いというわけではありません。
一般に「ヘタウマ歌手」といわれるのの元祖的な存在です。
けっして上手くはないがどこか味のある歌い方をする人です。
いいようにゆうなら「癒し系」というふうにもいえるかもしれません。
メロディを覚えたらこの曲が入っているアルバムを見つけて、ジャズミュージシャンがこの曲をどのようにアレンジしているかに注目して聴いてみましょう。
できれば3バージョンくらいの「フライミートゥーザムーン」を聴いてみましょう。
お勧めは
ケニー・ドリュー 「ケニー・ドリュー・バイ・リクエスト2」
日本企画のアルバムですが、スタンダードを中心に難しいことは一切なく、初心者でも楽しめる内容になっています。
オスカー・ピーターソン
「酒とバラの日々 ベスト・オブ・オスカー・ピーターソン」
カナダの生んだ偉大なテクニシャン、速弾きだけではなく、魂のこもった演奏を聴かせます。
ロブ・シュナイダーマン 「スタンダーズ」
こちらのアルバムは有名なものではないですが、演奏は分かりやすく温かみのあるピアノを聴かせます。
3曲の「フライミートゥーザムーン」を聴いてみていかがでしたか?
今回取り上げたのはどれもピアノトリオですが、演奏する人によって曲の印象が大きく変わることに気がついたでしょう。
最初は原曲をもとにしたテーマメロディーを演奏して、その後は原曲のコード進行を使ったアドリブで演奏しています。
このアドリブの部分にそのミュージシャンの持つ個性がこめられています。
この個性の部分を聞き比べてみてください。
その際に理屈ではなく「どちらが気持ちよく聴けるか?」「どちらが好きか?」というように自分の感性を重視して判断してください。
あなた好みの演奏がみつかったかもしれません。
この曲のほかのミュージシャンによる演奏をもっと聴いてみたいと思う人はどんどんと聴いてみるとよいでしょう。
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